仲間樋川

ナカマ フィージャー

スポットコード:
901210301
浦添市仲間樋川
浦添市仲間樋川

別名

仲間樋川

別名読み

ナカマ ヒージャー

概要・説明

1731年に書かれた「琉球国旧記」に記載され、その頃にはすでに樋(とい)が掛けられていたことがわかります。1935年(昭和10年)にはコンクリートで水タンクや平場などが作られ大きく改修されました。(現在残る石積みは、戦前からのものです。)琉球石灰岩の洞穴から湧き出る水を石灰岩(マーイサー)造りの樋で導き、大切な水を「飲料水」→「洗濯用水」→「雑用水(農具や農産物の水洗い、馬の水浴びなど)」→「灌漑用水(田んぼや苗代田)」の順番で何度も再利用する工夫が見られます。その頃は各家庭に井戸はほとんどなく、仲間樋川は、飲料水や生活用水として炊事、洗濯、雑用水など幅広く利用されました。戦争が終わった後も、近くにあった仲間収容所に集められた当時の浦添村民数およそ千人が生活水をまかなったほど水が豊富で、昭和40年代に上水道が普及するまで、地域の共同井戸として人々の生活を支えました。その後は、児童の安全などのため、石樋のあたりが大きくコンクリートで覆われましたが、2009年(平成21年)に復元整備されました。ここは昔から、産水や若水などを汲む産ガーとして大事にされており、旧暦の5月、6月のウマチーや12月の御願解き(ウガンブトゥチ)などの年中行事に今も自治会でムラ拝みをして大切に守っています。
昔から井泉の清浄な水はセジ(霊力)を持つと言われ信仰・祈りの場所としても大切にされています。

注記

参照
・『浦添の湧き水』湧き水fun倶楽部/編集(2013年発行)
・『仲間樋川』浦添市教育委員会/発行

湧き水fun倶楽部『沖縄の湧き水カルタ』より

ルールです十字じゅうじこうは洗濯禁止せんたくきんし仲間樋川なかまヒージャー

飲料水と洗濯に使う水を仕切るための十字の印が3カ所刻まれている。

絵札
絵札
読み札
読み札

文化財情報

浦添市指定史跡(2002.3.1指定)

場所

沖縄県浦添市仲間2-44

注意してほしいこと

地域の方々が大切にしている拝所です。騒いだり水を汚したり、周囲の植物などを持ち去らないようにしましょう。
  • 目録作成日:2025/12/13
  • 目録更新日:2025/12/13
  • 公開日:2025/12/13

沖縄(うちなぁ)の湧き水アーカイブ

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