ヒャーカーガー

ヒャーカーガー

スポットコード:
901222301
宜野湾市 ヒャーカーガー
宜野湾市 ヒャーカーガー

概要・説明

 宜野湾市東部に広がる普天間台地は、琉球石灰岩によるカルスト地形となっており、台地上に降った雨水は各所で地下に浸透し台地西端の崖下から湧出しています。この崖下から宜野湾バイパス付近(かつての海岸線)までの平地において湧水を利用した田芋(タイモ)や稲栽培が行われています。1922年(大正11年)に開通した沖縄県鉄道、嘉手納線は、那覇駅を出て、安里、牧港を経て、ヒャーカーガーなどを有する大山集落の横を通り、北谷、嘉手納へと伸びていました。戦前は、人々が野菜や田芋、農具を洗うほか、水浴びや洗濯を行っていました。洗い物ができるように涌き口周囲に広いスペースがあり、腰を下ろして水に足をつけられる造りとなっています。周囲の田畑の水源になっており、田畑には様々な野鳥、虫など生き物が多数みられます。
 戦後(1968年ごろ)、普天間基地からガソリンが地下水系に流れ込み、ヒャーカーガーとその周囲の苗代田を汚染したことから、ガソリンガーとも呼ばれていました。当時は周囲の水田や畑の農作物、水道にも影響を及ぼしました。
 1994年取材時にうかがったお話では、昔は田芋を洗ったり、青年たちが水浴びをしたり憩いの場所でした。田芋畑は約8万坪あり、夏、冬収穫できるのが特徴です。タナガー(テナガエビ)やめだか、川魚、蟹などが生息しており、ここにいる爪に毛が生えているマーガニは食べられるそうです。

注記

参照
・「緑と水のおくりもの大山ターブックヮ」(2009年、伊佐寛雄、琉球新報社)
・取材時資料(1994年)

湧き水fun倶楽部『沖縄の湧き水カルタ』より

レンズのような水玉みずたまが 田芋たいもっぱに空映そらうつす 宜野湾大山ぎのわんおおやま ヒャーカーガー

絵札
絵札
読み札
読み札

場所

沖縄県宜野湾市大山4丁目15

注意してほしいこと

地域の方々が農業用水として活用しています。水を汚したり、動植物を持ち帰ったりしないようにしてください。
  • 目録作成日:2026/1/12
  • 公開日:2026/1/12

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